「メインカードとして使うなら楽天カードとリクルートカードはどちらが良い?」
「還元率を重視するならどっち?」
「ネット通販で利用するならどっち?」
「ポイントが使いやすいのはどっち?」
お得度を測る物差しとして還元率を比較するのが一般的ですが、
クレジットカードは還元率だけが重要なわけではないです。
例えばポイントをたくさん獲得出来ても、ポイントの使い勝手が悪ければ意味がありませんよね。
還元率、ポイントの利便性、カード優待など、トータル的に見てメリットがあるものを選ぶのが正解です。
という事で、楽天カードとリクルートカードはどちらがトータル的に良いのか?色々な角度から比較してみましたので参考にしてみてください。
目 次
入会キャンペーン特典を比較
クレジットカードを作る時、入会キャンペーン特典のお得さは重要な部分です。
入会特典はタイミングによって内容が変わる事が多いです。
両カードの特典内容は以下の通りです。
楽天カード | 5000P~8000Pプレゼント!(キャンペーン期間により異なる) |
リクルートカード | 6000P~10000Pプレゼント!(キャンペーン期間により異なる) |
「どちらがお得か?」はカードを作るタイミングによりますので、ここは何とも言えない所ですね。
入会特典ポイントの内訳も同じで、おもに「新規入会特典」、「カード初回利用特典」の2種類が合わさって5000~10000ポイントになるという内容です。
「新規入会特典」と「カード初回利用特典」は別々に付与され、「新規入会特典」は割とスグにもらえますが、「カード初回利用特典」は30~40日後になるというのも同じです。
どちらのカードにせよ、ポイント数が多いタイミングを見計らうと2000~3000P多く獲得出来ますよ!
入会特典が最高のタイミングは?
両カードとも特にタイミングが決まっているわけではありませんが、傾向としては「消費が上下する時期の1~2ヵ月前」というのがある気がします。
楽天カード8000ポイントのタイミング
以下は、2016年の楽天カード入会特典が8000Pで一番高くなったタイミングです。
1月8日(金)~1月18日(月)
1月22日(金)~1月25日(月)
8月22日(月)~8月29日(月)
11月14日(月)~11月21日(月)
これを見る限りだと、消費量が上下するお盆やクリスマスなどのイベント月の前後になっているのがわかります。
入会キャンペーン特典がお得になるタイミングはクリスマスなどのイベント前後や、週末を要チェックですよ!
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リクルートカード10000ポイントのタイミング
リクルートカードの入会特典10000ポイントのタイミングは、2018年3月現在で、毎週末(金~月曜日)に9000ポイントを開催しています。
10000ポイントは2018年1月に開催されてから、まだ開催されていません。
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カードの基本情報
楽天カードとリクルートカードの基本情報
楽天カード | リクルートカード | |
年会費 | 無料 | 無料 |
家族カード | 無料 | 無料 |
ETCカード年会費 | 年会費550円税込(条件次第で無料) | 無料 |
基本還元率 | 1% | 1.2% |
自社サービスでの還元率 | 4%~ | 4.2%~ |
nanacoチャージ還元率 | なし | 1.2% |
海外旅行保険(利用付帯) |
死亡・後遺障害(最高2000万円) 傷害・疾病治療費用(最高200万円) |
死亡・後遺障害(最高2000万円) 傷害・疾病治療費用(最高200万円) |
※追記:楽天カードは2017年11月1日利用分よりnanacoチャージのポイント付与が無くなりました。
※追記:リクルートカードは2018年4月16日よりnanacoチャージのポイント付与が月間30000円分上限となります。
カードの性能は、年会費無料のカードとしてはどちらも申し分ありません。そして本当に大きな差が無いですね!
ちなみに家族カードに関してですが、両カードとも魅力的な入会特典がありますので、それぞれが本会員としてカードを作って入会特典を貰った方が絶対にお得です。
基本還元率を比較
還元率はどちらのカードも高い事で知られています。
楽天カードが1%、リクルートカードが1.2%です。
例えば月に10万円利用したとすると獲得ポイントは1000Pと1200Pになるので、その差は200Pになります。
毎月10万円を1年間使ったとすると200P×12カ月で2400Pの差が出てきます。
楽天カード | 100円で1P(1%) |
リクルートカード | 月の利用額の1.2% |
使う場所やキャンペーンによって還元率の高さは上下しますが、基本還元率だけを見るとリクルートカードに軍配が上がります。
ポイントはどちらが貯まりやすい?
基本還元率ではリクルートカードの1.2%に軍配が上がりますが、両カードともに関連サービスの利用でポイント還元率が大幅にアップします。
両カードともクレジットカードを発行している大きな理由は、自社サービスへの囲い込みをするのが大きな目的だと思うので、自社サービス利用時に還元率を高くするのは当たり前と言えば当たり前の話です。
リクルート、楽天ともにネットショップ、旅行、クーポンサイトなどなど様々な自社サービスを展開している「経済圏」を持っているので、ポイントを貯める為にはどちらかに絞ると効率的に貯める事が出来ると思います。
ポイントが貯まる主なサービス
【楽天】
楽天市場 | 4% |
楽天トラベル | 2% |
楽天ブックス | 2% |
楽天GORA | 1~4名で50P(プレー代は関係なし) |
【リクルート】
ホットペッパー、ホットペッパービューティー | 3.2%還元 |
じゃらん(旅行) | 3.2%還元 |
ポンパレモール(ネットショップ) | 4.2%還元 |
どちらも日常で利用する様々なサービスを展開していますのでポイントが貯まりやすくなっています。
還元率の数字だけを見るとリクルートカードの方が上回っていますね!
しかし、還元率ばかりを見過ぎるのも考えモノです。
表向きの還元率ばかりを見ない!
パッと数字だけを見るとリクルートの方が還元率が高いですが、もし同じ商品の価格がリクルートの方が少し高かったとしたら還元率が少し高くなっていても意味はありません。
そして、実際に同じ商品でも価格が違っている事がほとんどなので、一概にどちらが得なのかはわからないですし、トータルで見ると差が無いという事はよくある事です。
ですのでポイント還元率だけで損得を判断するのはあまりお勧めできません。
nanacoチャージをメインにカードを作る事を考えている場合
nanacoチャージの還元率は様々な高還元クレジットカードがしのぎを削っていましたが、1.75%の還元率から0.25%にまで落ちるカードが出てくるなど、近年は改悪が続いている状況となっています。
その点、楽天とリクルートはnanacoチャージのポイントは基本還元率のリクルート1.2%、楽天1%を維持していますので、かなり高還元率で優秀です!
両カードとも基本還元率がそのままnanacoチャージでも適用されますので、nanacoチャージをメインにしたいと言う方であれば、1.2%のリクルートカードを選択で間違いないと思います。
ポイントはどちらが使いやすい?
還元率が高くてポイントが良く貯まっても、ポイントが使いにくければ意味がありませんし、選択肢が少なすぎればメリットのある人は限られてしまいます。
様々なシーンでのポイント使い勝手を徹底比較
両カードを比較する上で、還元率と同じくらい重要なのがポイントの使いやすさです!
いくらポイントが貯まっても、気軽に使う事が出来なければ意味が無いからです。
街のお店で使いやすいのは?
リクルートポイントは共通ポイントのポンタポイントと相互交換が出来るので、ポンタポイント提携店もリクルートポイントの利用先として考える事が出来ます。
そうなると、楽天スーパーポイント VS ポンタポイントの図式になりますので、果たしてどちらがポイントを使いやすいのか?それぞれの詳細を見ていきましょう。
ポイント提携店の数
ポンタポイント | 約23000件 |
楽天スーパーポイント | 約14000件 |
利用出来るお店の数(提携店)ではポンタポイントの方が圧倒的に多いです。
主なポイント提携店
【ポンタポイント】
ローソン、ケンタッキー、ゲオ、大戸屋、ピザハット、昭和シェル、コジマ電機、高島屋、HIS、じゃらん、ホットペッパービューティー、ポンパレ、
【楽天スーパーポイント】
マクドナルド、ミスタードーナツ、くら寿司、ダイコクドラッグ、ツルハドラッグ、ジョーシン電機、大丸、松坂屋、出光石油、キグナス石油、
ネットショップで使いやすいのは?
街の提携店の数では差を付けられている楽天ポイントですが、ポイントを使うシーンによっては楽天が圧倒している事もあります。
そうです!楽天と言えばネットショップですよね!
リクルート(ポンタポイント)でもポンパレモールというネットショップモールがありますが、商品点数など楽天市場には遠く及ばないのが現状で、欲しいと思った商品が見つからない可能性も全然あり得ます。(食品は問題なし)
その点、楽天市場でしたら欲しいと思った商品は高い確率で見つかるはずです。
したがってネットショップでポイントを使うなら楽天市場を擁する楽天ポイントに軍配が上がります。
【出店数】
楽天市場 | 約45000店 |
ポンパレモール | 約3000店 |
見てみると、ネットショッピングは楽天が圧勝している事がわかります。
まとめ
カードの機能についてはほとんど差が無いです。
両カードとも勝っている部分と劣っている部分があって、トータルで考えると機能はほとんど五分だと見て良いでしょう。
※楽天カードは2017年11月1日利用分よりnanacoチャージのポイント付与が無くなりました。
※追記:リクルートカードは2018年4月16日よりnanacoチャージのポイント付与が月間30000円分上限となります。
楽天カードがおすすめな人
楽天市場、楽天グループサービスを利用する方
楽天ポイント提携店を良く利用する方
リクルートカードがおすすめな人
リクルートサービスを利用する方
ポンタポイント加盟店をよく利用する方
筆者のおすすめは2枚持ち
2枚とも年会費は無料ですし、ETCカードはリクルートカードJCBなら完全無料ですし、nanacoチャージで還元率1.2%も取る事が出来ます。
楽天カードはVISAを作っておけば、VISAなら利用できないお店は皆無になります。
それぞれのシーンで2枚を使い分ければ一番効率的にポイントを稼ぐ事が出来ますので2枚持ちが絶対におすすめです。