「ETCカードの選び方がわからない」
「ETCカードに違いってあるの?」
ETCカードってどうやって選んだら良いかわからない方って結構多いです!
なぜなら公式サイトを見ても載ってる情報は基本的にクレジットカードの事ばかりで、ETCカードの情報はかなり少ないからです。
でもETCカードにも年会費の設定があるし、カードによってポイント還元率も違うのでしっかりと見極めないと損をしてしまう事に・・・
今回はETCカードの選び方が分からない方に向けて、ETCカードで重視すべき事を満たしているものをランキング形式で紹介します。
これを読めばお得なETCカードが見つかりますよ!
目 次
ETCカード選びで知っておくべき注意点
ETCカードは同じように見えてそれぞれに違いがありますので、思わぬ落とし穴が隠れている事もあります。
ETCカードランキングの前に注意点について解説しますね。
発行手数料に注意!
ETCカードはクレジットカードとは別に年会費が設定されていますが、年会費以外にも「カード発行手数料」がかかる場合があります。
これを気にしていないと、年会費無料だと思って作ったら実は発行手数料も必要だったなんて事になりかねません。
発行手数料は最初に作る時やカード更新時に必要で金額は1000円程度になりますが、1000円分のポイントを獲得しようと思ったら、還元率1%(100円で1円還元)なら10万円の利用が必要になりますのでなかなか大きな金額です。
要注意↓↓
- 年会費無料(新規発行手数料1100円(税込))
ポイント還元率が変わる
ETCカードの利用でもポイントが貯まりますが、還元率は親カードのポイント還元率と基本的に一緒です。
しかし中には、ETCカード利用分はポイント対象外だったり還元率が半減するETCカードがあります。
要注意↓↓
- ETCカード利用分はポイント対象外
- ETCカード利用分はポイント還元率が半減
ランキングの定義を解説
今回は「ETCカードの総合ランキング」ですが、ランキング付けをする前に、どんな要素に基づいてのランキングなのかを解説します。
ランキングの定義は以下の通りです。
- ポイント還元率が高い&付与ルールが親切
- ポイントが使いやすい
ちなみに今回のランキングのETCカードは全て年会費無料です。
ポイント還元率が高い&付与ルールが親切
親カードであるクレジットカードは優待・特典を比較する必要がありますが、ETCカードはあくまでも追加カードなので、特典や優待が付帯していません。
要するにどれを使ってもETCカードとしての機能は同じなんです。変わるのはポイント還元率です。
どれも機能は一緒ならポイント還元率が高いETCカードを選んだ方がお得ですよね。
ポイントは1%以上から高還元率
クレジットカードのポイント還元率は0.5%が一般的と言われていて、1%以上になると優秀と言われます。
と言っても最近では1%以上も珍しくありませんので、今回のランキングは還元率1%以上を条件にしています。
ポイント付与ルールも重要
ポイント還元率を考える時、表向きの還元率の数字以外にもポイント付与ルールも考えるとなお最高です。
ポイント付与ルールとは、ポイントがどのような条件で付与されるかを定めている物です。
例えば「100円で1ポイント付与」であっても、毎月の合計利用額に対してなのか、会計毎に対してなのかで最終的に獲得出来るポイント数が変わります。
なぜなら切り捨て分が変わってくるからなんですね。ポイント付与ルールには100円未満や1000円未満は切り捨てられるというルールが必ずあります。
という事は焦点は「どちらの方が切り捨てが多くなるか」となります。
理想的なのは「月の合計利用額に対して」で、ポイント対象になる最小金額が出来るだけ少ないものです。
このように表面的な数字以外にもポイント還元率を左右する要素があるんですね。
ポイントの使いやすさ
せっかく貯めたポイントも使えなかったら意味がありませんよね。
ポイントの使いやすさは人によりけりなので、一概に言う事は出来ませんが、ここでは「万人にとって使いやすい」事を条件にします。
万人にとって使いやすいポイントが貯まるETCカードが上位に来るって事です。
ETCカードランキング2020年版
早速ですが上記で紹介したランキング定義をより満たしている物を上位としてランキング形式で優秀なETCカードを紹介していきます。
年会費無料で還元率1%以上のETCカードをピックアップして、それにランキング付けをします。
ランキング定義は以下の通りです。
- ポイント還元率が高い&付与ルールが親切
- ポイントが使いやすい
ちなみにランクに入るカードは親カード、ETCカードともに年会費無料(実質無料含む)のクレジットカードで、ETCカードも親カードの還元率をそのまま引き継いでいる、または良くなっている事が最低条件となっています。
【1位】オリコカード・ザ・ポイント
1位の理由
ポイント還元率&ポイント付与ルール
ポイント還元率は1%と高還元率です。ポイント付与ルールも毎月の合計利用額に対して100円で1ポイントなのもっとも取りこぼしが少なくてで完璧です。1番理想的と言えますね。
ポイントの使いやすさ
オリコポイントは基本的に他社ポイントに交換して利用するのがおすすめです。交換先は楽天ポイント、Tポイント、Pontaポイント、dポイント、nanacoポイント、Amazonギフト券、ANA・JALマイルなどかなり交換先が豊富で、なおかつ価値を落とさずに交換出来ます。これなら誰にとっても使いやすいと言えますよね。しかもポイントによってはリアルタイムで交換が可能です。
オリコカード・ザ・ポイント基本情報
ー | オリコカード・ザ・ポイント(Master/JCB) |
申込資格 | 18歳以上(学生可) |
年会費 | 無料 |
家族カード年会費 | 無料 |
ETCカード年会費 | 無料 |
限度額 | 10万円~300万円 |
ポイントプログラム | オリコポイント |
ポイント還元率&有効期限 | ●通常1%(100円で1円還元) (毎月の合計利用額に対して100円で1ポイント) ●ポイント有効期限は1年 |
海外旅行保険 |
付帯なし |
ショッピング保険 | 付帯なし |
オリコカード・ザ・ポイントの特徴・特典
- 年会費無料(家族カード、ETCカードも無料)
- ポイント還元率1%(100円で1円還元)
- 入会後6ヶ月間はポイント2倍の還元率2%
- 入会キャンペーンで大量のオリコポイントが貰える
オリコカード・ザ・ポイントの入会キャンペーン特典最新情報、カード詳細はこちらの記事をご覧ください。
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【2位】リクルートカード
2位の理由
ポイント還元率&ポイント付与ルール
ポイント還元率は1.2%で1位より高いですが、ポイント付与ルールは毎月の合計利用額1.2%に対して小数点第1位以下を切り捨てたポイントが付与されます。そこまで切り捨て分はそこまで多くならないので問題無いですが、1位のオリコカードの方が理想的です。
ポイントの使いやすさ
ポイントはリクルートポイントが貯まりますが、Pontaポイントと相互交換が出来ます。Pontaポイントはローソン、ケンタッキー、ゲオ、昭和シェル、ホットペッパー、じゃらんなどで使える共通ポイントなので誰にとっても比較使いやすいと言えます。しかしオリコポイントもPontaポイントに交換出来ますし、他の交換先もあるので使いやすさは上だと判断しました。
リクルートカードの基本情報
ー | リクルートカード(VISA/Master/JCB) |
申込資格 | 18歳以上(学生可)で本人または配偶者に安定した継続的な収入のある方 |
年会費 | 無料 |
家族カード年会費 | 無料 |
ETCカード年会費 | 無料(VISA・Masterは発行手数料1100円税込) |
ポイントプログラム | リクルートポイント(Pontaポイント) |
ポイント還元率&有効期限 | ●通常1.2%(100円で1.2円還元) (毎月の合計利用額の1.2%に対して小数点第1位以下を切り捨てたポイントが付与) ◦ポンパレモール・じゃらんでは還元率3.2~4.2%以上 ●ポイント有効期限は1年で、1Pでも貯めればそこから1年に更新 |
海外旅行保険 (利用付帯) |
◦死亡後遺障害:最高2000万円 ◦傷害・疾病治療費用:最高200万円 |
ショッピング保険 | 年間最高200万円(国内外対象) |
リクルートカードの特徴・特典
- 年会費無料(家族カード・ETCカードも無料)
- ポイント還元率1.2%(100円で1.2円還元)
- ポンパレモール・じゃらん・ホットペッパーで還元率3.2~4.2%以上
- リクルートポイントはPontaポイントと相互交換できる
- 楽天Edy・nanacoチャージで還元率1.2%(月30000円上限)
- 新規入会特典で大量のリクルートポイントプレゼント
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【3位】REXカード
3位の理由
ポイント還元率&ポイント付与ルール
ポイント還元率は1.25%で最も高いですが、ポイント付与ルールは毎月の合計利用額に対して2000円につき25ポイントが付与されます。最大で1900円分が切り捨てになる可能性がありますのでちょっと微妙なルールです。
ポイントの使いやすさ
ポイントはクレジットカードの利用分に充当出来ますので、何にでも使える事になります。ある意味1番利便性が高いと言えます。
REXカード基本情報
ー | REXカード(VISA/Master) |
申込資格 | 18歳以上の方(高校生を除く学生可) |
年会費 | 無料 |
家族カード年会費 | 無料 |
ETCカード年会費 | 無料(発行手数料も無料) |
ポイントプログラム | REXポイント |
ポイント還元率&有効期限 | ●通常1.25%(100円で1.25円還元) (月の合計利用額に対して2000円で25ポイント付与) ●ポイント有効期限は2年 |
海外旅行保険 (自動付帯) |
◦死亡後遺障害:最高2000万円 ◦傷害・疾病治療費用:最高200万円 |
ショッピング保険 | ネットでの不正利用を補償(90日) |
REXカードの特徴・特典
- 年会費無料(家族カード、ETCカードも無料)
- ポイント還元率1.25%(100円で1.25円還元)
- 年会費無料で海外・国内旅行保険が自動付帯
- J'sコンシェルでAmazonギフト券が2%off
- お得な入会キャンペーン特典がある
REXカードは還元率の高さが1番のセールスポイントになっていますが、実は年会費無料で海外・国内旅行保険が自動付帯という貴重な機能もあります。
REXカードの入会キャンペーン詳細、カード詳細はこちらの記事をご覧ください。
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Delight JACCS CARDがREXカードの後継として新登場!魅力を徹底解説!
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【4位】JCB CARD W
4位の理由
ポイント還元率&ポイント付与ルール
ポイント還元率は1%と及第点で、ポイント付与ルールが月の合計利用額に対して1000円1ポイントとなっていますので、少し切り捨て分が多くなってしまいます。
ポイントの使いやすさ
ポイントの交換先は多いですが、価値を落とさずに交換出来るポイントがnanacoポイントやJCBギフトカードなどちょっと少ないです。あまりポイントが使いやすいとは言えません。
JCB CARD Wの基本情報
ー | JCB CARD W(JCB) |
申込資格 | 18歳以上~39歳以下で、本人または配偶者に安定した継続収入のある方(高校生を除く学生可) |
年会費 | 無料 |
家族カード年会費 | 無料 |
ETCカード年会費 | 無料(発行手数料も無料) |
ポイント還元率&有効期限 | ●通常1% ※1000円で2ポイント(10円分) (月の合計利用額に対して1000円で2ポイント付与) ◦提携店の利用でポイント3倍~(1.5~2%) ◦海外利用はポイント2倍 ●ポイント有効期限2年 |
海外旅行保険(利用付帯) | ◦死亡・後遺障害:最高2000万円 ◦傷害・疾病治療費用:最高100万円 |
ショッピング保険 | 年間100万円(海外利用分のみ) |
JCB CARD Wの特徴・特典
- 年会費無料(家族カード、ETCカードも無料)
- ポイント還元率1%
- 入会後3ヶ月間はポイント4倍の還元率2%(100円で2円還元)
- セブンイレブン・Amazonで還元率2%以上
- 若年層(39歳以下)が対象なので、審査が比較的優しい
- 入会キャンペーンでJCBギフトカードプレゼント
JCB CARD Wの入会キャンペーン最新情報・カード詳細はコチラの記事をご覧ください。
↓↓
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JCB CARD Wの入会キャンペーン最新版!Amazonで最大30,000円キャッシュバック
「JCB CARD Wの入会キャンペーンを詳しく知りたい」 「入会キャンペーンの特典は本当にお得なの ...
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【5位】VIASOカード
5位の理由
ポイント還元率&ポイント付与ルール
親カードのポイント還元率は0.5%ですが、ETCカードの還元率は1%になりますので及第点で、ポイント付与ルールは会計毎に100円で0.5ポイントが付与されますので、毎回100円未満は切り捨てになってしまいますのでルールはちょっと微妙です。
ポイントの使いやすさ
ポイント利用は少し変わっていて、現金キャッシュバックのみになります。年に1回決められた月に1000ポイントからキャッシュバックと言うルールなので、もしその月に1000ポイント未満だとまるっと失効してしまいます。1000ポイント以上あれば1999ポイントでも全部キャッシュバックしてもらえます。
キャッシュバックは素晴しいですが、1000ポイントからと言うのがちょっとだけ微妙ですね。1000ポイントは10万円利用分なので、厳しいかどうかはユーザー次第ですね。
VIASOカードの基本情報
ー | VIASOカード(Master) |
申込資格 | 18歳以上で安定した継続収入のある方(高校生を除く学生可) |
年会費 | 無料 |
家族カード年会費 | 無料 |
ETCカード年会費 | 無料(発行手数料1100円税込) |
ポイント還元率&有効期限 | ●通常0.5% 1000円で5ポイント ※ETCカードは1% (利用毎に対して100円で0.5ポイント付与で、100円未満は切り捨て) ●ポイント有効期限は最長1年 |
海外旅行保険(利用付帯) | ◦死亡・後遺障害:最高2000万円 ◦傷害・疾病治療費用:最高100万円 |
ショッピング保険 | 年間100万円(海外利用分・リボ・分割払いのみ対象) |
VIASOカードはETCカードに発行手数料が1000円(税別)かかってしまいます。冒頭の「ETCカード選びで知っておくべき注意点」で発行手数料に注意しましょう!という旨の事を書きましたが、VIASOカードの場合はETCカードのポイント還元率が倍になるという事で、それ以上に価値があるという判断からランキングに入れました。
VIASOカードの特徴・特典
- 年会費無料(家族カード、ETCカードも無料)
- ETC利用料金、携帯料金、ネットプロバイダ料金はポイント2倍の還元率1%(100円で1円還元)
- 最短翌営業日発行
- ポイントがキャッシュバック
- 入会キャンペーン特典で大量のVIASOポイントプレゼント
VIASOカードの入会キャンペーン最新情報・カード詳細はコチラの記事をご覧ください。
↓↓
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VIASOカードの入会キャンペーン最新版!最大10000円キャッシュバック
「入会キャンペーンは本当にお得?」 「獲得条件は簡単なの?」 VIASOカードは現在、最大10000 ...
VIASOカードの公式サイトはこちら
還元率10%!ETCマイレージの登録は忘れずに
「ETCマイレージ」とは高速道路のポイント制度の事です。
ETCで高速道路を利用するとクレジットカード利用ポイントとは別に支払い分に応じてポイントが貯まります。
10円で1円程度が還元される計算になるので、還元率は10%です。かなりお得なので登録は忘れずにしておきましょう。
こちらから↓↓
登録には「車載器管理番号」が必要です。ETC車載器セットアップ申込書の控に記載されていますよ。
まとめ
ETCカードはあくまでもクレジットカードの追加カードになりますので、ETCカードを作るにはクレジットカードを作る事になります。
それなら普段の生活でも使い道のあるクレジットカードを作った方が良いです。
ETCカードだけではなくてクレジットカードも上手に利用すればポイントを効率的に貯める事が出来るからです。
今回紹介したETCカードは普段の利用でも使い道が多いクレジットカードとなっています。
ランキングのETCカードの特徴をおさらいします。
今回のランキングの定義は以下の通りです。
- ポイント還元率が高い&付与ルールが親切
- ポイントが使いやすい
ちなみにランクインのカードは親カード、ETCカードともに年会費無料のクレジットカードで、ETCカードも親カードの還元率をそのまま引き継いでいる、または良くなっている事が最低条件となっています。
ランキング早見表
ETCカード | ETCカードポイント還元率 | ポイント付与ルール | ポイントの使いやすさ |
【1位】 オリコカード・ザ・ポイント |
1% | ◎ | ◎ |
【2位】 リクルートカード |
1.2% | ○ | ○ |
【3位】 REXカード |
1.25% | △ | ◎ |
【4位】 JCB CARD W |
1% | ○ | △ |
【5位】 VIASOカード |
1% | △ | △ |
還元率の数字だけを見るとリクルート、REXカードが良くて日常のショッピングでクレジットカードを使うのにもおすすめです。
基本的にはどれも年会費無料で持てますので、どれを選んでもそこまで大きな差は無いと言うのが正直な所です。
総合的に見るとオリコカード・ザ・ポイントがトータルバランスが取れているので1位で最もおすすめです。