「どこが違うのか知りたい!」
「どっちがおすすめなの?」
最近新しく発行された三井住友カード ナンバーレスと、従来のスタンダードカードである三井住友カードとのサービス差や違いが気になっている方は多いのではないでしょうか
ナンバーレスはベースが三井住友カードとなっているので、基本的な部分はほとんど同じなため、違いがわかりにくいと言う声もよく聞きます。
そこで今回は、毎日クレジットカードの情報を収集して記事を書いている筆者が、2枚の違いとその内容を詳しく解説していきます。
この記事でこれが分かる
- 2枚のサービスの違い
- 自分に合っているのはどちらのカードか
これを読めば三井住友カードと三井住友カード ナンバーレスの違いをわかりやすく知る事ができますよ!
目 次
基本は同じカード!主な違いは4つある!
三井住友カードと三井住友カードナンバーレスは基本的な部分は全く同じカードです。
三井住友カードがベースとなっていて、ナンバーレスはそこに新しい機能を付け足したり、改善を加えたという感じです。
違いがあるのは以下の部分です。
- 券面デザインのカード番号
- 年会費
- 利用先・決済方法、ボーナスポイント制度によるポイント還元率の違い
- ショッピング保険の有無
以下で解説をしていきます。
ナンバーレスは券面にカード番号が無い
三井住友カード
三井住友カード ナンバーレス
画像出典:三井住友カード公式サイト
カード券面のデザインに違いがあります。ナンバーレスはカード番号、名前が無いデザインとなっています。
- 三井住友カード➡従来通り券面にカード番号などがある
- 三井住友カード ナンバーレス➡表面裏面に一切番号無し
クレジットカードは従来、券面表にカード番号、有効期限があり、裏面にはセキュリティ番号があります。
これだとこの3つを盗み見された場合に簡単に不正利用されてしまいます。
実際にスーパーのレジで番号を盗み見されて不正利用されたと言う事件も発生しており問題になっていました。
そこで新たに三井住友カードから発行されたのが「三井住友カード ナンバーレス」です。
ナンバーレスはその名の通り、券面表のカード番号、裏面のセキュリティ番号が無いデザインになっています。
ナンバーレスはセキュリティ面で安心感がある
券面にカード番号が無くなったので、盗み見されて不正利用されるリスクはなくなりました。
これによってセキュリティ面で三井住友カード ナンバーレスに軍配が上がります。
三井住友カードはカード不正利用などは24時間体制で監視していて、元々セキュリティに定評がありますが、ナンバーレスの登場によってさらに安心感が増しました。
カードの機能自体が大きく変わらないのであればナンバーレスの方が安心ですね。
年会費はナンバーレスが完全無料!
画像出典:三井住友カード公式サイト
三井住友カードは年会費完全無料はありませんでしたが、ついにナンバーレスが年会費完全無料として登場しました。
- 三井住友カード➡1375円(税込)初年度無料、次年度から条件付き無料
- 三井住友カードナンバーレス➡完全無料
ちなみにナンバーレスは家族カードの年会費も無料となっています。
家族カードも年会費完全無料
三井住友カードは家族カードも年会費が発生していましたが、ナンバーレスは完全無料です。
- 三井住友カード➡440円(税込)初年度無料、次年度から条件付き無料
- 三井住友カードナンバーレス➡完全無料
年会費の問題で三井住友カードを敬遠していた方も居ると思いますが、これで障害はなくなりましたね。
三井住友カード ナンバーレス公式サイト
ポイント還元率は利用先・決済方法で違いあり!
まず基本のポイント還元率(一般加盟店での利用分)はどちらも0.5%と変わりません。
基本ポイント還元率
- 三井住友カード➡0.5%
- 三井住友カードナンバーレス➡0.5%
1000円で1ポイントが貯まり、1ポイントの価値は5円です。
しかし場所や決済方法による違いや、ボーナスポイント制度などに違いがあります。
ナンバーレスは3店舗で5%還元あり
画像出典:三井住友カード公式サイト
セブンイレブン、ローソン、マクドナルドで三井住友カードナンバーレスで決済をすると、ご利用料金200円につき+2%の合計2.5%還元となり、さらにVisaタッチ決済を使って決済をするとポイントが+2.5%となります。
つまり通常時の還元率分と合わせると、合計最大5%還元率となります。
セブンイレブン、ローソン、マクドナルドで還元率5%はすごいです!これは三井住友カードには無く、三井住友カードナンバーレスの強みです。
三井住友カードは月5万円以上でボーナスポイントがある!
三井住友カードに還元率5%はありませんが、その代わりに月間利用額によるボーナスポイント制度があります。
詳細は以下の通りです。
- 50000円ごとにボーナスポイントが付与されて行きます。
- 10万円までの分のボーナス➡50000円ごとに50ポイント
- 15万円以上の分のボーナス➡50000円ごとに100ポイント
かなりややこしいのですが、利用金額が増えれば増える程ボーナスポイントの率が高くなるイメージです。
利用額が10万円の時の50000円ごとのボーナスポイント数と、利用額20万円の時の50000円ごとのボーナスポイント数が変わります。
月間利用額ボーナスポイントを獲得するとだいたいどのくらいの還元率になるかですが、通常0.5%が0.6~0.7%にアップするイメージです。
それほど大きなインパクトのあるボーナスってわけでは無いですね。
三井住友カード公式サイト
ナンバーレスはショッピング保険が無し
クレジットカードには購入した商品を保証してくれるショッピング保険があります。これはクレジットカードによって付帯している場合と無い場合があります。
今回の2枚では三井住友カードに付帯していてナンバーレスに付帯はありません。
- 三井住友カード➡年間最高100万円まで補償(自己負担は1事故につき3000円)
- 三井住友カードナンバーレス➡付帯無し
ただし、三井住友カードもショッピング保険が付帯しているとはいえ、補償を受けるには支払い回数などの条件が設定されています。
ショッピング保険の条件は以下の通りです。
- 海外での利用分➡支払い回数に関係なく補償対象
- 国内での利用分➡リボ払い、または3回以上の分割払いで補償対象
普段は国内での利用をする人がほとんどだと思いますが、国内利用分はリボ払いや3回以上の分割払いでの利用分しか対象になりませんので、リボや分割払いを使わない方にとっては有って無いようなものになってしまいます。
大きな買い物をする場合は保険の意味も込めて、その支払いだけはリボ払いや3回以上の分割にするのもありですね。ただし金利が発生しますのでそれは注意が必要です。
海外旅行保険は同条件
クレジットカードの保険と言えば、もう一つ有名な物に海外旅行保険があります。
海外旅行保険はどちらも同条件の保険が付帯しています。
利用付帯でどちらも最高2000万円となっています。
まとめ!おすすめはどっち?
三井住友カード、三井住友カード ナンバーレスの違いについて解説しました。
以下の4項目に主な違いがあります。
- 券面のカード番号の有無
- 年会費の有無
- 利用先・決済方法、ボーナスポイント制度によるポイント還元率の違い
- ショッピング保険の有無
違いのある項目 | 内容 |
券面のカード番号の有無 | 三井住友カード➡番号あり 三井住友ナンバーレス➡番号無し |
年会費 | 三井住友カード➡1375円(税込)条件次第で無料 三井住友ナンバーレス➡完全無料 |
ポイント還元率 | 三井住友カード➡玄関利用額によるボーナスポイント制度 三井住友ナンバーレス➡指定の3店舗でタッチ決済をすると還元率5% |
ショッピング保険の有無 | 三井住友カード➡海外利用分は年間最高100万円(国内利用分は支払い回数条件有り) 三井住友ナンバーレス➡付帯なし |
今回違いを比較してみた筆者の率直な感想としては、おすすめなのは三井住友カード ナンバーレスです!
理由はカードスペックがほとんど変わらないのに無条件で年会費無料である事、また、ナンバーレスには無い三井住友カードのサービスにたいしたアドバンテージを感じないからです。
月間利用額によるボーナスポイントといっても0.1~0.2%程度のプラスですし、ショッピング保険も国内利用分だとリボ払いや3回以上の分割払いが条件と微妙です。
ナンバーレスは年会費無料ですし、カード番号が無い事でのセキュリティ面の向上、3店舗での5%還元などそれなりのアドバンテージがあると感じます。
筆者の個人的なおすすめは三井住友カード ナンバーレスです。
公式サイトはコチラから
三井住友カード公式サイト
三井住友カード ナンバーレス公式サイト