「ENEOSでの給油は楽天カードとENEOSカードどっちがお得?」
「楽天カードとエネオスカードのスペックが詳しく知りたい」
ガソリンスタンドチェーンで日本一の店舗数を誇る「ENEOS」では、楽天カードかENEOSカードを使えばおトクに給油をすることが可能です。
ただし、楽天カードでのENEOS利用時のポイント還元率は、2019年7月にそれまでの還元率2.0%から還元率1.5%に改悪されています。
そうすると、ENEOSでおトクなクレジットカードはENEOSカード一択か?と思ってしまいますが、実はそうとも言い切れません!
この記事では、ガソリンスタンド店長の経験もある筆者が、楽天カードとENEOSカードのどちらがENEOSでの給油でおトクなのか?また、楽天カードとENEOSカードのカードスペックも比較していきます。
参考:日本ソフト販売株式会社 【2022年版】ガソリンスタンドチェーンの店舗数ランキング
目 次
楽天カードとENEOSカードどっちがガソリン代が安くなる?
結論から言うと、直近(2022年8月現在)のガソリン価格を考えれば、ENEOSでの給油では楽天カードの方がおトクになるケースが多くなってきます。
楽天カード | 100円で1.5ポイント(1.5円相当)還元 |
エネオスカードS | リッター2円引き |
※ENEOSカードは3種類ありますが今回比較対象にしているのは年会費無料のENEOSカードSです。
一見すると、リッター2円引きになるENEOSカードSの方がお得に感じますが、値引き(還元)の基準が「リッターあたり」「100円あたり」と、基準が異なる点に注目が必要です。
資源エネルギー庁の調査によると、2022年8月22日現在のレギュラーガソリンの店頭現金小売価格は169円となっています。
軽自動車でガソリンが空の状態で満タン給油する場合、平均的な給油量は30L程度となります。
レギュラーガソリンを30L給油した場合の、楽天カードとENEOSカードの値引き(還元)額を比較してみましょう。
- 楽天カード:169円(ガソリン価格/L)×30L(給油量)×1.5%(還元率)=69ポイント(76円相当)
- ENEOSカード:30L(給油量)×2円(値引き率)=60円
このように、現在(2022年8月)のガソリン価格で軽自動車を満タンにした場合、1回の給油で楽天カードの方が16円相当お得になる計算になります。
還元される楽天ポイントは、1ポイント=1円相当で現金同様に使用できる共通ポイントですので、使い道に困ってしまうようなこともありませんね。
家計の節約を考えて1円でも安いガソリンスタンドを探している方は、楽天カードを作ってENEOSで安くガソリンを注いじゃいましょう!
※楽天カードとENEOSカードS利用時の店頭価格が同額の場合での比較です。
参考:資源エネルギー庁 石油製品価格調査「8月24日(水)結果概要版」
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楽天カードの損益分岐点は?
節約を心がけている方の場合、ガソリンは満タンにせず決まった金額や数量で給油している方も多いでしょう。
そこで気になるのが、ENEOSでは何リッター以上給油したらENEOSカードSよりも楽天カードの方が安くなるのか?という損益分岐点です。
なんと、レギュラーガソリンの価格を169円とすると、1Lでも給油すると楽天カードの方がお得になる計算になります。
- 楽天カード:169円(1Lのガソリン価格)×1.5%(還元率)=2.5ポイント(2.5円相当)
- ENEOSカードS:1L×2円(値引き率)=2円
ですので、現時点(2022年8月現在)では、ENEOSでの給油はほとんどの場合で楽天カードの方がお得になると考えて良いでしょう。
楽天カードでのポイント還元は税込価格100円あたり1ポイントですので、100円未満の端数は切り捨てられてしまいますが、ポイント計算は月間の累計利用金額からの付与ですので、1回の買い物あたりの端数を気にする必要はありません。
また、楽天カードでは、1Lあたりのガソリン単価が高くなるほどENEOSカードSよりもお得になる計算になるため、レギュラーガソリンよりも単価の高いハイオクガソリンを給油される方の場合、より楽天カードの方がお得になります。
ただし、楽天カードの利用分は変更の対象外となっていますので、気にする必要はありません。
軽油・灯油の場合はどうなる?
お乗りの車によっては、軽油を給油される場合もあるでしょうし、冬場になると灯油代も家計に負担をかけてしまいます。
ENEOSカードSの場合、軽油・灯油では以下のように割引をうけることができます。
- 軽油:1Lあたり2円引き
- 灯油:1Lあたり1円引き
資源エネルギー庁の調査結果(2022年8月22日現在)によると、軽油の価格は149円、灯油の価格は112円となっています。
上記の価格から、軽油・灯油の給油の際に、ENEOSカードSよりも楽天カードの方がお得になる損益分岐点を計算してみましょう。
- 軽油:149円(1Lの軽油価格)×1.5%(還元率)=2.23ポイント(ENEOSカードSの場合は2円引き)
- 灯油:112円(1Lの灯油価格)×1.5%(還元率)=1.68ポイント(ENEOSカードSの場合は1円引き)
このように、ガソリンだけではなく、軽油・灯油の給油の際にも楽天カードの方がお得になることが分かります。
ENEOSでの給油の際には、給油する油種を問わず、楽天カードを使っておけば間違いないと考えて良いでしょう!
リッター単価別の金額を比較
ENEOSカードSと楽天カードのどちらが安く給油できるかは、1Lあたりのガソリン(軽油・灯油)の価格によって変わります。
ガソリン価格は常に変動しており、世界情勢などにも影響を受けて上下します。
ここでは、単価がいくらになるとお得なカードが変わるのか、単価別に楽天カード支払いとENEOSカードS支払いでの金額差を比べてみました!
リッター単価が99円で30リットル給油した場合
- 楽天カード:99円×30L=2,970円 44ポイント還元されるので、実質2,926円
- ENEOSカードS:(99円ー2円)×30L=2,910円
結果:ENEOSカードSの方がお得
リッター単価が120円で30リットル給油した場合
- 楽天カード:120円×30L=3,600円 54ポイント還元されるので、実質3,546円
- ENEOSカードS:(120円ー2円)×30L=3,540円
結果:ENEOSカードSの方がお得
リッター単価が140円で30リットル給油した場合
- 楽天カード:140円×30L=4,200円 63ポイント還元されるので、実質4,137円
- ENEOSカードS:(140円ー2円)×30L=4,140円
結果:楽天カードの方がお得
楽天カードとENEOSカードSの単価別の金額差まとめ
ー | リッター単価99円 | リッター単価120円 | リッター単価140円 |
楽天カード | 実質2,926円 | 実質3,546円 | 実質4,137円 |
ENEOSカードS | 2910円 | 3,540円 | 4,140円 |
差額 | 16円(楽天カードが高い) | 6円(楽天カードが高い) | 3円(楽天が安い) |
※いずれも30L給油の場合。楽天カードとENEOSカードSでの店頭価格が同額の場合。
表にまとめると、リッターあたりの単価が140円を超えると楽天カードの方がお得になることが分かります。
正確には、リッターあたりの単価134円がENEOSカードSよりも楽天カードの方が有利になる損益分岐点となります。
ガソリン価格が変わった場合や、軽油・灯油などを給油の際には、単価134円を超えると楽天カードを使った方が良いと覚えておきましょう。
楽天ポイントカードは併用できないので注意!
ポイ活をされている方の場合、「ENEOSでは楽天ポイントカードも使えるから、楽天カード払い+楽天ポイントカードでポイント2重取りできるじゃん!」とワクワクされているかも知れませんね。
しかし、ENEOSでは、楽天カードをはじめとした「特別提携カード」での給油の際には、ポイントカードを併用することはできませんので注意が必要です。
なお、楽天ポイントカードを利用した場合のポイント還元率は、燃料油2Lあたり1ポイントとなっています。
【重要】ガソリンのリッター単価設定でお得度が決まる
ここまでの比較は、楽天カードとENEOSカードSを利用した場合のリッター単価が同額な場合で比較してきました。
しかし、同じENEOSのガソリンスタンドでも、店舗によっては、会員価格や現金価格など、支払い方法によってリッター単価が異なる場合があります。
ENEOSカードSの方がガソリン代が安くなるケースを解説
ENEOSでのリッター単価は以下のように設定・表示されているケースがあります。
- 現金フリー価格(現金支払い時)
- 会員価格(現金会員、またはENEOSカード会員は店頭表示価格から2~3円引き)
- 提携クレジットカード価格(店舗により、定価もしくは会員価格より1~2円高い、または現金価格・会員価格と同額)
楽天カードでの支払いは提携クレジットカード価格となりますので、そもそもの単価がENEOSカードSよりも高く設定されているケースがあります。
例えば、以下のような価格設定の店舗の場合、ENEOSカードSで給油をした方がお得になります。
- 現金フリー:160円
- 会員価格:158円
- 提携クレジットカード価格:162円
上記のような価格設定の店舗で、30L給油した場合の楽天カードとENEOSカードSの支払い金額を比較してみましょう。
- 楽天カード:162円×30L=4,860円 72ポイント還元されるので、実質4,788円
- ENEOSカードS:(158円ー2円)×30L=4,680円
このように、ENEOSカードSの方が108円も安く給油できる計算になります。
単価設定のルールは店舗によって異なりますので、店頭表示価格によって、楽天カードを使うべきかENEOSカードSを使うべきかの判断が必要です。
ENEOSカード利用時の価格表示には注意が必要
店頭表示価格で、ENEOSカード利用時の単価が他の支払い方法よりも2円安くなっていた場合、即、ENEOSカードSを使うべきかというと、そうとは言い切れません。
筆者がガソリンスタンドの店長として勤務していた時にも経験がありますが、元売り系のクレジットカードの価格表示は、請求時の値引きも含めた金額が表示されているケースもあります。
ENEOSカードSでは、請求時に1Lあたり2円値引きされますので、店舗でのレシートで1Lあたり160円の場合、2円引きを含めた158円で表示をしてもウソというわけではありませんよね。
その場合、店頭で支払う1Lあたりの単価は楽天カードでもENEOSカードSでも同額ですので、楽天カードを使った方がお得ということになります。
店舗によっては、元売り系のクレジットカードの発行にノルマや目標が設定されている場合もありますので、少しでもお得に見えるようなトリックが使われているケースもあります。
ENEOSカードの他のカードだと損益分岐点はどうなる?
ENEOSカードには、ENEOSカードSを含めて全部で3種類のカードがラインナップされています。
それぞれのカードのENEOSでの特典は以下の通りです。
- ENEOSカードS:ガソリン・軽油1Lあたり2円引き
- ENEOSカードP:ENEOSでの利用金額1,000円ごとに30ポイント(30円相当)
- ENEOSカードC:ガソリン・軽油が1Lあたり7円引き
ここでは、ENEOSカードC・Pと、楽天カードでのENEOS利用時の損益分岐点を解説します。
ENEOSカードPと楽天カードを比較
ENEOSカードPでは、ENEOSでの利用金額1,000円ごとに30ポイント(30円相当)が還元されますので、ENEOSでの還元率1.5%の楽天カードよりも有利です。
1,000円分の給油をした場合、
- 楽天カード:1,000円×1.5%=15ポイント(15円相当)
- ENEOSカードP:1,000円×3%=30ポイント(30円相当)
と、還元されるポイントは倍になります。
ただし、ENEOSカードPで貯まるポイントは、1ポイントから1ポイント=1円として利用できる楽天カードとは違い、利用できるのが1,000ポイント単位となっている点に注意が必要です。
ENEOSカードPのポイント有効期限は2年間となっていますので、2年間で約34,000円分ENEOSで利用して1,000ポイントを貯めないと、1ヶ月単位でポイントが失効してしまいます。
通勤などで毎日車を使う方なら気にする必要はないかも知れませんが、サンデードライバーの方など、月に1回もガソリンを注がないことがある方はポイントの有効期限切れにも注意が必要です。
また、ポイントは自動値引きではありません。ですので、せっかく1,000ポイント貯めてもうっかり有効期限を過ぎて失効してしまうリスクもありますよね。
楽天ポイントの有効期限は最後のポイント利用・加算から1年間となっています。年間1回でもカードを利用してポイントが加算されれば実質有効期限は無期限ですので、自分のペースでのんびりポイントを貯められるのも嬉しいですね。
ENEOSカードCと楽天カードを比較
ENEOSカードCでは、ENEOSでのガソリン・軽油が最大1Lあたり7円引きになる特典がありますので、一見するとENEOSで最も安くガソリンを給油できるカードです。
ただし、ENEOSカードCの値引き単価には、月間のカード利用金額の条件が設けられている点に注意が必要です。
請求時の値引き単価 | ENEOSカードCの1ヵ月間の利用金額 |
1円/L引き | 1万円未満 |
2円/L引き | 1万円~2万円未満 |
4円/L引き | 2万円~5万円未満 |
5円/L引き | 5万円~7万円未満 |
7円/L引き | 7万円以上 |
ENEOSカードCの月間の利用金額が2万円未満の場合、ENEOSカードSと値引き単価は同じ2円ですので、ガソリン単価の高い現状では楽天カードを使った方がお得です。
月間の利用金額が2万円を超える場合、1Lあたり4円引きになりますので、楽天カードよりもENEOSカードCを使った方がお得になりますね。
ENEOSカードCをメインカードにするのは賢い選択?
ENEOSカードCでは、ENEOSでの利用分とENEOS以外での利用分を合算した、月間の利用分が7万円を超えると最大の1Lあたり7円引きの特典をうけられます。
ですので、ENEOSカードCをメインカードとして活用すれば、1Lあたり7円安くガソリンを注げて家計の節約につながる気がしますが、本当にそれは賢い選択なのでしょうか?
ENEOSカードCは、ENEOS以外での利用に対してのポイント還元などはありませんので注意が必要です。ですので、総合的に得ができるかどうかは、ENEOSでのガソリン値引きだけではなく、月間の利用金額に対する総還元額でシミュレーションする必要があります。
例えば、以下の条件で同様に月間7万円を利用した場合、ENEOSカードCと楽天カードのどちらがお得になるかをシミュレーションしてみましょう。
- レギュラーガソリンの単価:160円
- 月間に1回満タンに給油:30Lとして通常4,800円
- 残りの約65,000円をショッピングなどで利用
楽天カード | ENEOSカードC | |
ガソリン値引き | 4,800円×1.5%=72ポイント(72円相当) | 30L×7円=210円 |
ショッピングのポイント還元 | 65,200円×1.0%=652ポイント(652円相当) | なし |
計 | 724ポイント(724円相当) | 210円 |
このように、ENEOSカードCでは、ガソリン代では大きな値引きをうけられるものの、通常のショッピング利用でのポイント付与がないため、ショッピング利用で還元率1.0%でポイントが貯まる楽天カードの方がお得ということが分かります。
ENEOSカードCで得をすることができるのは、ガソリン代だけで月間2万円以上を使用する方と考えておいて良いでしょう。
ENEOSカードC・Pは2年目以降年会費が有料となる点に注意!
ENEOSカードC・Pでは、2年目以降は年会費が有料となってしまう点に注意が必要です。
ENEOSカードS・C・Pの年会費は共通です。
- 初年度:無料
- 2年目以降:税込1,375円
ENEOSカードSでは、年間1回以上のカード利用で次年度の年会費が無料になる特典がありますので、年に1回でもENEOSでガソリンを給油すれば実質年会費無料で利用できます。
ただし、ENEOSカードC・Pでは、年会費無料の特典が付帯していないため、2年目以降は年間税込1,375円の年会費が発生してしまいます。
1,375円というと、ENEOSカードCで最大の1Lあたり7円引きが適用された場合でも約200L分の値引き額に相当する金額ですので、年間の給油量によっては損をしてしまう可能性もありますね。
楽天ポイントでガソリン代は払えない??
中には、「楽天ポイントでガソリン代を支払いできれば便利なのに」と思っている方もいるでしょう。
残念ながら、ENEOSでの支払いでは、Tポイントを使える店舗はあるものの、楽天ポイント払いには対応しておらず、店舗で直接楽天ポイントでガソリン代を支払うことはできません。
ただし、楽天ポイントはカード利用代金の支払いに1ポイント単位で楽天ポイント払いができる「ポイントで支払いサービス」を利用できます。
ENEOSでの利用で貯まったポイントを支払いに充当すれば、実質的に楽天ポイントでガソリン代を支払うことができますね!
楽天カードとENEOSカードを比較
ここでは、楽天カードとENEOSカードを、クレジットカードの機能に注目して比較します。
楽天カード
ENEOSカードS
楽天カード | ENEOSカードS | |
年会費 | 無料 | ・初年度:無料 ・2年目以降:税込1,375円 |
ETCカード年会費 | 税込550円 | 無料 |
ポイントプログラム | 楽天スーパーポイント | ENEOSポイント |
ポイント還元率 | 1.0% | 0.6% |
旅行保険 | 最高2,000万円 | 無し |
ENEOSでの優待 | 100円につき1.5円相当 | 1Lあたり2円引き |
ENEOSカードSの年会費は初年度無料・2年目以降税込1,375円となっており、一見すると年会費無料の楽天カードの方が有利です。
ただし、ENEOSカードSには、年間1回でもカードの利用があれば次年度の年会費が無料になる特典がありますので、年会費はいずれのカードも無料(実質無料)ということになります。
ポイント還元率は楽天カードの方が高くなっていますので、普段使いのカードには楽天カードの方が選びやすいですね。
ETCカードで比較
マイカーをお持ちの方なら、クレジットカードの機能で注目したいのがETCカードです。
ENEOSカードSはETCカードの年会費が無料、楽天カードは税込550円となっていますので、ETCカードに年会費をかけたくない方はENEOSカードSの方がお得です。
ただし、楽天カードのETCカード年会費は、楽天ポイントクラブの「プラチナ会員」になると無料になる特典があります。
楽天ポイントクラブでプラチナ会員にランクアップするには、以下の条件を2つとも満たしておく必要があります。
- 過去6ヶ月間で2,000ポイント以上獲得
- 過去6ヶ月間で15回以上ポイントを獲得
月間あたり、350ポイント獲得・3回以上のポイント獲得を満たすだけでプラチナ会員にランクアップできますので、楽天市場などの楽天のサービスを利用している方なら高いハードルではありません。
楽天カードでETCカードを作っておけば、ETC利用料金に対しても還元率1.0%で楽天ポイントを貯められますので、ENEOSカードSでETCカードを作るよりもお得です!
海外旅行保険が付帯するのは楽天カードのみ
ENEOSカードSには海外旅行保険が付帯しませんので、海外旅行保険が付帯するのは楽天カードのみとなっています。
楽天カードの海外旅行保険の補償内容は以下の通りです。
付帯保険条件 | 利用付帯 |
死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 |
傷害治療 | 最高200万円 |
疾病治療 | 最高200万円 |
賠償責任 | 最高3,000万円 |
救援者費用 | 最高200万円 |
楽天カードは年会費無料でありながら、海外での急病やケガに備えられる傷害・疾病治療の補償金額は最高200万円と手厚くなっています。
日本の健康保険が使えない海外では、ちょっとした腹痛やケガでの通院で10万円~100万円単位の請求になるケースも少なくありませんので、万が一のトラブルに備える海外旅行保険が付帯しているのは心強いですね!
ロードサービスが付帯しているのはENEOSカードSの強み
楽天カードに無くて、ENEOSカードSにのみ付帯しているサービスとして「ENEOSロードサービス」があります。
ENEOSロードサービスでは、24時間・365日対応で10Kmまでのレッカー搬送が無料となるほか、車のよくあるトラブルの路上修理を30分以内の作業の場合無料で対応してもらうことができます。
- キー閉じ込み解錠サービス
- バッテリージャンピング
- タイヤパンク時の交換作業
- 落輪時の引き上げ作業
- ガス欠時給油作業
- その他30分以内の作業
ドライバーにとっては安心につながるロードサービスが無料で付帯しているのは、さすがガソリンスタンドのクレジットカードと言えますね!
しかし、ほとんどの任意保険には、無料のロードサービスが付帯していますので、ロードサービスが付いていることが即ENEOSカードSを作る理由になるかというと弱い気もします。
楽天カードの基本情報
楽天カード
年会費 | 無料 |
ETCカード年会費 | 税込550円 |
ポイントプログラム | 楽天スーパーポイント |
ポイント還元率 | 1.0% |
旅行保険 | 最高2,000万円 |
- 使い勝手の良い楽天ポイントがガンガン貯まる!
- 楽天市場でいつでもポイント3倍!
- 最高2,000万円の海外旅行保険も付いた優秀カード
楽天カードは、年会費無料のクレジットカードの中でも特に人気の高い、初めてのクレカにもおすすめできる1枚です!
カードの利用では、いつでも還元率1.0%で楽天ポイントを貯められるほか、楽天市場の利用ではいつでもポイントが3倍になる特典がありますので、楽天市場で年に1回でもお買い物をする方なら持っておくべきカードとなっています。
ポイント還元だけではなく、最高2,000万円の海外旅行保険も付帯しているため、無料で海外旅行保険を備えたい方にもおすすめできます。
楽天カードは毎日お得なキャンペーンを開催していますので、お得な入会キャンペーンで楽天ポイントを大量ゲットしてみてはいかがでしょう!
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ENEOSカードSの基本情報
ENEOSカードS
年会費 | ・初年度:無料 ・2年目以降:税込1,375円 |
ETCカード年会費 | 無料 |
ポイントプログラム | ENEOSポイント |
ポイント還元率 | 0.6% |
海外旅行保険 | 無し |
- ガソリン・軽油がいつでも2円/L引き
- 無料のロードサービスが付帯
- キズ・ヘコミの修理費用が5%割引
ENEOSカードSは、年間1回以上の利用で次年度の年会費が無料になる、実質年会費無料で利用できるクレジットカードです。
最大のメリットは、ENEOSでのガソリン・軽油がいつでも1Lあたり2円引きになる点。
さらに、無料のロードサービスや、カーコンビニ倶楽部でのキズ・ヘコミの修理費用が5%割引になる、ドライバーに嬉しいクレジットカードでもあります。
ガソリンはいつもENEOSで!と決めている方は、持っておいても損はない1枚ですね!
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まとめ
ガソリンが高値水準になっている近年では、ENEOSカードSよりも楽天カードを使った方が、ENEOSでお得に給油ができるケースは多くなっています。
ただし、店舗によってはENEOSカード払いと、その他のクレジットカードでの店頭価格に差が付けられている場合もありますので注意が必要です。
楽天カードは年会費無料、ENEOSカードSも年間1回でもカードを使えば実質年会費無料で維持できますので、2枚持ちをして使い分けるのも良いでしょう!
1円でも節約したいガソリン代。お得にクレジットカードを活用して節約しちゃいましょう!
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